TOUR the EARLESS@新宿アンティノック

karajishian2004-08-20


大阪のバンド、EDGE OF SPIRITとHAITによるジョイントツアー、TOUR THE EARLESSの初日公演である新宿アンチノックへ行ってきました。


18:00オープンだと思ってたので少し急ぎ足で会場を探したどり着いたら19:00オープンとの事。ショボーン
仕方ないので近くの楽器屋に寄ったり食事したりディスクユニオンで買い物して時間つぶし。何気にまたCD6枚とか買ってしまった。(笑)


オープンした会場に入るとこの日は流石ニュースクールハードコア系のLIVEなだけあって客層は、信じられないほど太いズボンに筋肉ムキムキのタンクトップやXXLサイズのシャツ、で坊主頭!というギャングの皆さんがおよそ7割!Very Scary!!


この日のオープニングアクトはGALLOWS THE VILLIANというバンドで勿論モッシュパートの多い極悪な楽曲に叙情的なメロディを配したニュースクール。
かなりメタリックなで好みな感じだった!ヴォーカルの声もかなりドスの利いたなデス声で迫力満点。
バックドロップに"毘"の一文字ってのもなんか凄みがあったなー。
フロアでは当然ウインドミルが始まり危険地帯へ…油断したら回し蹴りが飛んでくるぜ!

そんなこんなで約30分間のステージだったけど、曲がカッコ良かったんで縁があればまた見てみたい。



かなり長い転換時間を挟み二番手に登場したのはHAIT。
このバンドを見るのは2002年のWay of Beastfeast以来だけど、6人だったその頃と比べると4人と人数も少なくなっており正直、規模縮小感が感じられた。
KOSEI氏はSlipknotのコリィみたいに叫ぶところから変わった歌い方まで多彩な表現力が素晴らしく相変わらずの存在感があったが、
かなり若そうなリズム隊のキレが甘くてバンドの演奏としては惜しかったように思った。
しかしながらやはり突出し過ぎている様に感じたくらいヴォーカルが凄いと思ったのは確かだし、新曲といって演奏された楽曲や後半エンジンがかかってきた辺りの曲はカッコ良かったので、更なる進化を期待したい。KOSEI氏の熱いコメントは胸に響いた!



そしてトリはEDGE OF SPIRIT!転換中にはCARCASSの"HEARTWORK"が掛かり期待が高まる!
EoSも関西のバンドなので多分地元に比べたら客の数も大分少ないんだろうけど、流石日本のニュースクールシーンの雄だけあり、客たちもかなりの期待!
静かなクリーントーンのギターによるインストが始まったら早くも数人が回し蹴りを始めだし、先日発表された新譜の一曲目"STAB"でショウがスタートするやいなやフロアは天下一武道会状態に!アブねー!

エッジも最後に見たのが1年くらい前だったけど、その時とはメンバーがかなり変わっていたけどかなり強力なラインナップになったみたいで演奏激ウマ!
やはりエッジはSHO氏の絶叫ヴォーカルとYAMAKEN氏のギターが不動の存在感だけど、
今回の新作が以前のエモっぽい雰囲気が薄れてかなりカチッとした更にメロデス然とした曲調なのもあるのかもしれないけど、ドラムもかなり上手い人だと思った。

3曲目には名曲"Glare"来たー!!!!!スタジオ盤よりかなりスローなメロディックツインギターのイントロが始まり、爆発!突き上げられる拳!今までにないかなりの人数がウインドミルに参加!フロアの危険度も最大だー!!
やっぱりこの曲は素晴らしすぎる!以前よりも数段パワーアップした楽曲にマジで感動!!

昔はエッジのLIVEなんて言ったらぼさっとしてたらメンバーに殴られるんじゃないかって思うくらいSHOさんの客に対するMCや睨みつけっぷりがおっかないバンドだと思っていたけど、久しぶりに見たら以前のような恐さはなくなり、丁寧に感謝しつつ力強い意思のMCには素直に感動…

この日は普段あまりLIVEでは演奏されない2ndから"言葉の風"も演奏されスペシャルな内容に。

新作もそうだけど、旧作からの楽曲も本当に進化しててラストになるとかなりデンジャラスなモッシュ大会に!エッジ最高!楽しかったー!


http://www.vap.co.jp/edge_immo/edge.html