日光東照宮

陽明門

栃木二日目

日光東照宮に行ってきたけど、これも予想以上に素晴らしかった!
小学校の時に行った事あったから目新しいモノもあるめぇとか思ってたけど小学生の時の自分って何も見てねぇのな。(>_<)
施された無数の龍と獅子の彫刻には同じ物が一つとしてない事で有名な陽明門も改めて見るとやっぱり素晴らしいし、
三猿も人生を表現した大勢の猿の中の一つに過ぎない小さい物と言うのを思い出した。個人的には人生の荒波を乗り越える猿が良かったな。(^-^)


後は立て札なんかも小学生の時には読んでるはずもなく、色んな神像や仏像に関する雑学も面白かったな。
特に"昇竜は手に宝珠を持っていて春に人々の夢を持って天に昇り、降竜は手に宝珠は持っておらず、秋に宝珠の力を恵みに変えて地上に降りてくる"
とかいうくだりなんかは面白くて為になったね。(* ^ー゜) 将来龍の入れ墨を入れるときに参考にしよう!(ウソ)


あと今回一番興味深い建物だったのが大猷院こと徳川家光の埋葬されている輪王寺だった。
この建物は豪華絢爛な東照宮本殿とは異なり、幽玄な侘び寂びの世界を現しており、外は蒸し暑かったのに中はひんやりしているのが印象的だった。こんな所で狩野派の絵画を眺めながら一日瞑想とかしてみたいなあ。
またこの中に埋葬されている家光の遺体は水銀に浸けられて即身仏の様に安置されてるとか。って事は生前の将軍の姿は今でも原型を留めているのか!?非常に興味深い。



また気になる天海の肖像画や象も多数あったので、お坊さんに”天海って明智光秀なんですか?”と尋ねるも完全否定。
確かにその様な説もあるけど彼は元々会津の出身で、少年時代に両親を野盗に殺されて仏門に入り、50歳を越えた辺りで家康に仕えたとか言う話を聞かせてもらった。
やっぱり東照宮のスタッフである坊さんがいい加減な説明したらマズイのかな?肖像画とか見るとやっぱり光秀の家紋と同じ桔梗の紋の入った袴とか穿いてるんだよな。あやしい。